
絞った5つの園の中で特に気になった園を見学
ここまできたら後は見学です。
5つのうち、2つは普通の保育園。
そしてなんと残り3つは、英語を特徴にしている保育園(笑)。

だって、保育料も同じくらいだし、どうせだったら英語教えてくれる方がいいかなーと思って。
普通の保育園はもうなんとなく見なくてもわかるし、いくらホームページに『すこやかな心を~~~』とか書いてあってもどうせ別に大差ない(笑)と思うので、英語系保育園の3つを見学することにしました。
『インターナショナルスクール』なんて聞くと最初は、
「いやいや親が英語しゃべれないしな」とか
「両親どっちかが外国人の子が行くとこ」
というイメージを持っていましたが、全然そんなことなくて、日本人を両親に持つ普通の日本人の子供が多数で少し驚きでした。

あとは恥ずかしながら、庶民にはとても手が届かない、セレブさん達限定みたいなところと何故か思っていました(笑)
いや、普通の平均的な認可外保育園と比べれば実際少し高いのは高いです。(2万円くらいは高い!)
「ぐぬぬ・・・」となるくらいは高いです(笑)。
ですので、もちろんパパにもどう思うか相談しました。

とりあえず見てみないとわかんないし、お金のことは一旦置いといて、見に行くだけ行ってみよう。
それで思ってたのと違うかったら「見に行ってよかったね」って話だし。

それに、思ってた以上に良くて「少し高くてもここに入れたい!」ってなるかもしれないしね。そうなったらそれこそ「見に行ってよかったね」って話(笑)
と、いうことでとりあえず見学には行くことになりました(笑)。

資料請求の時点でダメだった2園
実はこの3つの園以外にも、とりあえず資料請求だけしてみた園が2つあります。
1つの園は、月々16万程プラス学年が一つ上がる度に別途13万かかると。
費用面を見ただけでアウトでした。

これはうちの経済力ではどうがんばってもついていけないな。
もう1つの園は、資料を開いただけでも高級感とセレブ感が漂っていた上、読み進めると、親の面接(英語力必須のような文言)。。。
園からのお手紙やお知らせも基本英語みたい。

あああああ。。。
ムリムリムリムリムリムリ。。。
資料請求だけをしたこの2つの園のように、親がネイティブの方で子供もほとんど英語がしか話せないような、ほんとに外国人の方向けの園だったり、裕福な家庭向けで子供に英才教育をするためのような園もあります。
ひとくちに”インターナショナルスクール”といっても、ほんとにいろんな形があるんだなぁ、と思いました。(こういった園は少数だと思いますが。)

見学1つ目、アットホーム系英語保育園
見学1つ目は庭付き一戸建ての古めの日本家屋のようなところでした。
見学にいった時間はお庭遊びの時間だったみたいで、広いお庭に20人位の子どもたちがそれぞれ思い思いに遊んでいるところでした。
園長先生が、世界中旅していた帰国子女で気さくで楽しく、めちゃくちゃ良い方でした。

園の子どもたちも楽しそうに過ごしているし、「ミルもここにいたら楽しい毎日が送れそう♪」と想像できました。
保育料も平均的でそんなに高くないし、自宅から自転車で10分くらいで割と近いし良いかも!と思っていましたが、2つ大きな欠点がありました。
- できる限り卒園までいて欲しい、と言ってきた点
正直この時点では、認可保育園が受かるまでのつなぎとしての認可外保育園を探していたので、卒園までいることは約束できませんでした。それにそういうお願いをするってどうなの?っていう部分もありましたし。 - 給食が無く、毎日お弁当持参という点
これがかなりきつかった。いや、その状況になったらできるとは思いますよ?でもしんどい時も仕事忙しい時も絶対にお弁当を作らないといけないっていう状況はかなりきついと思いました。(お弁当の内容が偏りそうで食育的にも良くないなと。)

あとは、園長先生以外の先生方が普通の日本人の方で英語は話せないので、園長先生頼りの園になってしまっているという点も気になりました。

2つ目、保育園というよりは幼稚園のインターナショナルスクール
ここが一番気になっていた本命の保育園です。
朝10時からの指定通り、パパと自転車をこいで向かいました!
迎えてくれたのは、ニコニコしたおじさんの園長先生と若い日本人の先生でした。
まずは園のシステムの説明をしていただきましたが、とにかく終始超フランク!
日本人特有の形式張った挨拶や堅苦しい敬語とかは一切なし!
先生も園長もOPEN!な人柄や振る舞いがとても好感を持てました。
取り繕った説明はしないのも、いいな♪と思えました。
普段の会話も英語で、レッスンも英語。もちろん読み書き、絵本なんかもすべて英語。
「”りんご”は英語でいうと”apple”だよ」みたいなのではなく『英語での日常を過ごす』と言う感じでした。

なんか、、、全然空間が違う!
ここだけしっかり外国な感じ!日本の保育園と違いすぎる!すごい、面白い!
一通り説明を聞くと、各学年の保育の様子を順に見せてもらいました。
びっくりしたのは、2歳児クラスの子どもたちがおもちゃで遊びながらふざけて邪魔をしてくる外国人先生に向かって「NO!!!」と怒っていたことです。

とっさに出てくる言葉がごく自然と「NO」なのね!

これは子どもたちの人生にとって、インターナショナルスクールでできるすごく貴重な経験だと思いました。
次に3歳児クラスのレッスン教室へ行くと、3歳さんたちがみんなちゃんと椅子に座って、ネイティブの先生の発音を上手に真似してとっても楽しそうな様子でした。

うちのミル君は、まずじっと椅子に座ってられないだろうな~
正直な感想はそれでした(笑)。
4~6歳さんが書いた英語のレッスンノートを見せてもらうと、自分の思ったことなどを英語で日記にしていました。
表現方法の一つとして英語を使えていることが、素敵だと思いました。
家から自転車で通えるし、先生方もすごくOPENで素敵だし、1クラスに日本人とネイティブの先生がつく二人体制、もちろん日本人の先生方も全員英語が話せる。
子どもたちもすごく楽しそうでのびのびしてるし、自然と英語で会話している。(ほとんどが日本人の両親で日本人の子ども。)
私達の求めていたインターナショナルスクール(英語教育)そのものでした!
(というよりは、「私達の求めていたものはこれだったんだ!」と気付かされた感じでした(笑)。)

もしミル君に3年間、貴重な経験をさせてあげることができるとしたら、、、
想像しただけでワクワクしてしまいました。
帰り道、パパも同じ事を考えているのは分かりました。
ただ、費用面だけがネックでした。
資料請求しただけのところほど高くはないですが、それでも「うっ、、、」となるくらいは高い(笑)
具体的に言うと、
月々の保育料は約6.5万。毎日の給食費、教材費、遠足費用、外部行事が別途かかる月もあるのでそれを含めてだいたい平均すると毎月税込み約10万。(3.7万の助成があるので実質6万ちょい。)
さらに入会金7万円。
学年が上がるごとに追加費用がかかったりはしないけど、かなり厳しい。。。
しかも、ちょうど長女チルの中学受験体制に入った塾の費用が月々8万程かかるようになったばかり。

諭吉さんが羽を生やしてヒラヒラお空へ飛び立つ絵が浮かぶ。。。
タスケテーーー(泣)
とりあえず一旦持って帰って検討することにしました(汗)。

3つ目、英検取得しますよ系英語保育園
実は3つ目の英語保育園は見学には行っていません。
というのも、ちょうど次の4月から開園予定の園だったからです。
電話して、系列の園の様子なども聞いたりしましたがやはり詳しくは見学時にということでした。
見学と言っても新設の園なので園児はおらず、園のシステムなどの説明だけということでした。
ホームページを見た感じでは、週に2.3度の英語レッスンを行い、英検取得を目指すという感じでした。
見学の予約はしていましたが、その間に先程の2つ目の園の見学があり、ここの園は除外することにしました。
というのもこの3つ目の園は『日常は日本語ベース』で、英語に関しては『レッスンの時間がある』という形の園だったからです。例えて言うと、“英会話教室形式”。
対して、1つ目や2つ目の英語保育園は『日常がそもそも英語ベース』の言うなれば、“留学形式”。
大人でも同じですが、日本で教室に通うよりは、留学しちゃう方が語学力が身につくのが早いのは明白です。
そしてさらに、2つ目の園の園長先生が、
「英語保育園ってうちの他にもたくさんあるけど、大体が『英検とりますよ』っていう園。そういう園は全く意味が無い。」と言っていたことを思い出しました。(実際はこんなにトゲのある言い方ではないですよ(笑))
そういった子達はほとんど英語力は身に付いていないそう。
英語で数字を数えられたり、簡単な読み書きはできるかもしれないけど、自然に英語で会話したりなどはほとんどの場合できないようです。
あと、卒園して英語に触れなくなった瞬間、爆速で英語が抜けていくそうです(泣)

『英検とりますよ』っていう園って、、、
まさにこの3つ目の園のことやんけ!!(笑)
どんぴしゃのことを言っていて驚きました。自転車で通うことができないくらい遠いこともあり除外することにしたのです。
ということで、1つ目・2つ目の英語保育園どちらかに行くことに決めました。
普通の日本語の保育園はもう全く興味がなくなっていました。(私自身が海外や英語にあこがれみたいなものがあるということもあるかもしれません(笑))
続く
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